AGA（男性型脱毛症）とは何でしょうか？うっすらと薄毛に関係する何かと認識している人は多いと思いますが、なかなか専門用語で説明されることも多く、どうもしっくり要領を得ていないかもしれません。 AGAは、遺伝的な背景、男性ホルモンの影響、生活習慣など、色々な要因が引き金となり起こります。 

AGAを発症したとしても、早期に適切な治療を行えば、薄毛の進行を最小限に食い止めることができることをご存知でしょうか？私が親和クリニック福岡院（福岡県博多区）など複数の植毛クリニックで聞き学んだAGAの原因と対策法について詳しく解説します。

AGAとは？

AGAは「Androgenetic Alopecia」の略。「男性型脱毛症」と呼ばれています。 思春期以降の男性に起こる進行性脱毛症です。放置していると少しずつ髪の毛の本数が減り、薄毛となるのが特徴です。 AGAは中年男性に多いイメージがありますが、20代と若い方も発症することがあります。 一気に髪の毛が抜けることはなく、徐々に進行する場合がほとんどです。早期対策が薄毛の拡大を防ぐポイント。

初期の段階では抜け毛が増えてきた、毛が細くなった、地肌が目立つようになったなどの症状が多いです。 進行により、生え際や頭頂部を中心に毛が薄くなります。AGAは自然治癒することはありません。症状を改善するためには適切な治療を行いましょう。

AGAは、男性ホルモンの一種DHT（ジヒドロテストステロン）が毛髪内にある毛母細胞にあるホルモンレセプターと結合し、発毛を抑制する「TGF-β1」を生成することで起こります。

出典　https://shinwa-shinjuku.jp/transplant/

AGAの主な原因は？

AGAの主な原因として、男性ホルモンの影響が考えられています。ただ、男性ホルモンそのものが薄毛を引き起こすわけではありません。ここはよく誤解されるところです。 男性ホルモンの1種であるテストステロンが還元酵素5αリダクターゼと結合、そうするとジヒドロテストステロン（DHT）に変換されます。 このDHTこそが脱毛の原因物質なのです。

DHTが男性ホルモンのレセプター（受容体）と結合し、脱毛スイッチをオンにするよう遺伝子に働きかけます。そしてヘアサイクルを乱して毛髪の成長を妨げるのです。 また、遺伝的要素や生活習慣の乱れなどがAGAの原因になると考えられています。

AGAは自毛植毛で改善できる？

植毛クリニックではこの手の質問が多いと聞いたことがあります。自毛植毛は髪の毛がしっかり残っている後頭部や側頭部の毛髪を採取し、髪が薄くなった部分に植える施術です。 AGAの原因は生活習慣や遺伝的要素があるということは先ほど説明しました。そのため、自毛植毛手術そのものがAGAの治療とはなりえません。

しかし自毛植毛で植えた髪の毛は自分の髪の毛の毛母細胞ごと移植しているので、通常の髪の毛と同じ毛髪サイクルとなります。つまり、髪の毛が抜けてもまた生え変わるのです。まだ毛髪がしっかり残っている状態であれば必要ありませんが、薄毛が目立ってきたときは極めて有効といえます。

生活習慣を改善する

薄毛は生活習慣により引き起こされている場合があります。一度自身の生活習慣を見直してみるのも手でしょう。 栄養不足、睡眠不足、ストレス。どれも髪の成長にとっては好ましくありません。まずは心当たりの原因をしらみつぶしに潰していく必要があります。

栄養素では髪の大部分を占めるタンパク質、血液の巡りを良くし頭皮の新陳代謝を促進するビタミンC.B.E、タンパク質をケラチンに作り変え、髪の生成を促進する亜鉛などを積極的に摂取するよう心がけましょう。

まとめ

AGAは遺伝的要因と生活習慣の乱れのどちらかにより引き起こされる症状と言えるそうです。全ての謎が解き明かされているわけではなく、現在も急ピッチで研究が進められています。 AGAかもしれないと思ったら、私が施術した親和クリニック福岡院（福岡県博多区）などの専門医にまずは相談してみるのが良いでしょう。

⇒ 親和クリニックの公式サイトはこちら

投稿者プロフィール

福岡植毛 調査隊
福岡植毛 調査隊
マスコミ関連で働く４０歳代　男性
趣味は、古い漫画（特に松本零士作品）を読むこと。
植毛（自毛植毛）手術を期に人生が好転。
恩返しに髪関連情報提供を誓う。