Web版のTIME誌にて、帽子をかぶることがハゲてしまうきっかけになるかもしれないとの記事が発表されました。

※TIME 英語の記事です
https://time.com/5608072/does-wearing-a-hat-cause-hair-loss/

この記事には、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の皮膚科医であるゴールドバッハ博士の意見が掲載されています。
博士は、ハゲを隠すために帽子をかぶる人もいますが、それはちょっとした薄毛の状態から、さらにもっと進行しまう引き金になり得る可能性があると言っています。
また、ニューヨークのシナイ山メディカルセンターの毛髪修復を専門とする整形外科医のウォルフェルド博士の意見によると、 男性型と女性型の薄毛はいずれも、頭皮や身体の他の部分に現れるジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれるホルモンに対する遺伝的な感受性の高まりによって部分的に引き起こされます。しかし、 薄毛の原因は「多因子性」であると強調しています。

非常にタイトなポニーテールや硬い刃のように髪の毛を強く引っ張ってしまうような状態では、頭髪だけではなく毛包をも引っ張るような緊張が生じる可能性があります。
これにより、何年にもわたってその緊張が生じている状態を維持し続けてしまうことで、頭髪の脱落が引き起こされてしまう可能性があります。そして、長期間にわたって締め付けのきつい帽子をかぶっていれば、同じような状況が想像されます。
毎日、何ヶ月も何年にもわたってその状態であるとしたら、頭髪に何らかのダメージを与える可能性があります。
さらに、帽子がきつすぎると、毛嚢に炎症を引き起こす可能性もあります。

締め付けや蒸れに注意

また、帽子をかぶることでの注意点についても述べられています。汗をかいている状態で帽子をかぶっていると、蒸れてしまうことはもとより汗に含まれる塩分は肌を物理的に刺激します。
いつも汗で染まった帽子をかぶっていると、この刺激が炎症を引き起こしてしまう場合もあります。これも頭髪を失う過程を早める可能性があります。

帽子の素材にも要因が

さらにジョージワシントン大学の皮膚科教授であるアダム博士によると、帽子に使われている材料、例えば染料や織物もまた抜け毛になる可能性があります。 例えば、帽子に使用されている素材によっては、頭皮にアレルギー反応を起こす場合もあります。また、これにより、頭皮が炎症を起こしてしまい頭髪が脱落する可能性があります。
AGAによって薄毛が進行している場合、この炎症による脱毛が薄毛を加速させるケースも出てきます。

帽子よりも重大な原因が?

しかし、これらのことはさほど重大に考える必要はないと言う専門家もいます。帽子は薄毛の原因にはならないと言うのです。
帽子が脱毛を引き起こす可能性より、着用者の頭皮や顔を紫外線による損傷から保護することが重要であるとの意見もあります。
確かに、直射日光に頭髪や頭皮を晒し続けてしまうよりも、遮断し保護できる帽子は健康にとって有益です。
紫外線による日焼けは、肌の痛みはもちろんのこと、最悪は皮膚ガンの発生にもつながりかねません。

つまり、帽子や日傘などにより紫外線への対策は健康維持のために必須で、さらに薄毛を気にする場合は蒸れや締め付けなどを小まめにチェックして対策をとる必要があります。

AGAによる薄毛化は別問題

私は20歳代前半でAGA(男性型脱毛症)を発症しました。
歳を重ねるごとに加速度を増すように進行する薄毛に悩み続ける日々でした。40歳代を迎えAGAという薄毛症状を知り、そしてAGA対策として有効な自毛植毛手術の存在を知りました。
そして、藁をもつかむ思いで無料カウンセリングを繰り返しました。その結果、博多駅の博多口から徒歩5分と便利な場所にある親和クリニック福岡院で、信頼できると感じたドクターに出会い失われつつある頭髪を取り戻すことに成功しました。

頭髪も守るため、紫外線を避けたり良いとされるものを積極的に摂り入れたりする努力は正しいです。しかし、AGA由来の薄毛に悩まれている場合に限っては、まず専門医のカウンセリングを受診してみてください。
AGAは進行性であり、放っておくと薄毛の範囲は確実に拡大していきます。頭髪を失いたくないのであれば、とにかく早めの処置をとることが大事です。

 

 

投稿者プロフィール

福岡植毛 調査隊
福岡植毛 調査隊
マスコミ関連で働く40歳代 男性
趣味は、古い漫画(特に松本零士作品)を読むこと。
植毛(自毛植毛)手術を期に人生が好転。
恩返しに髪関連情報提供を誓う。