日本人の大好物ラーメン。中でもカップラーメンは手軽に食べれてしかも美味しいということで、老若男女、性別も人種も問わず愛されている、いわば国民食です。しかしこのカップラーメン。食べ方には制限などあるのでしょうか。
そしてカップラーメンを食べることで薄毛にも何か影響するのでしょうか。薄毛とカップめんの意外な関係性について、福岡県博多の植毛クリニックの医師等に聞いてみました。
参考引用:薄毛の原因はやはりラーメン!? 東大医師が教える、髪に良い食べ方・悪い食べ方
目次
カップメンとは
カップメンは、じつは乾燥麺や生タイプ麺等のいわゆる即席麺類の中で、容器に入れ、かやく(具材)を添付したものだといいます。なんと日本生まれ。今や世界各地に広がっている誇れる食べ物です。
その歴史はそれほど昔ではありません。日清食品の創業者・安藤百福が1971年9月18日に発売したあの「カップヌードル」がなんと最初の製品であるといわれています。これは当初は間食として普及を完全に視野に入れて開発。欧米でどんぶりが無く、なんと紙コップにチキンラーメンを入れ、それに湯を注ぎフォークで試食する姿からの発想だったといわれています。
成分について
カップメンは炭水化物が主成分。塩分や脂肪分などを多く含み、特にスープは高塩分、高油分です。ビタミンや繊維質、ミネラルはなんと少量しか含まれていないので栄養が非常に偏った食品であるといえます。現在ではあえて栄養価の不足を補うため、ビタミンB1、ビタミンB2、そしてカルシウムなどが添加されているのです。
そして国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所は、日本人の食塩摂取源食品の1位はカップ麺と発表しました。同研究所はここで「食塩の取りすぎが血圧の上昇と関連がある、注意してほしい」と呼び掛けていました。
薄毛になるのはどうしてか
まず、塩分過多があげられます。なんとカップラーメンには、普通の食事1食から摂取する塩分よりも、非常に多くの塩分が含まれています。
これら塩分の過剰摂取は血流をかなり滞らせる原因です。このように血流が滞れば、もちろん頭皮の血行もかなり悪くなり、健康な髪の毛がまったく育たなくなってしまいます。
そして脂質過多です。カップラーメンには、じつは脂質も多く含まれています。脂質をとても摂取しすぎると、油分で毛穴が非常に詰まりやすくなります。これが発毛を妨げたり、抜け毛の原因になったりしてしまいます。
また糖質も問題です。糖質はじつは白米、パン、麺類などいわゆる主食となる食品や甘いもの、スナックなどにとても多く含まれる栄養素です。しかし、これを摂りすぎてしまうと、糖が体中に余って体内のタンパク質とがっちり結合します。つまり、これが俗に言う糖化です。糖化は体のあちこちで起こります。細胞の働きを鈍らせ、ついには老化させてしまいます。これはもちろん頭皮でも起こるのでこのまま毛包幹細胞や毛母細胞の元気がなくなります。つまりヘアサイクルの乱れにつながる結果になるということです。
カップ麺の食べ方
ここで私が言いたいのはカップ麺は健康に悪いから一切食べるなということではありません。食べすぎがよくないのであって、たまに食べる分には問題ありません。むしろ大好きなラーメンを制限されると、それが食べられないストレスで薄毛になる方もいそうなので、そちらも注意が必要です。
何事も我慢のしすぎはよくありません。加減が必要だということです。栄養バランスに気を付けながら、おいしいカップ麺を食べましょう。
まとめ
薄毛の話について、より詳しく聞きたい方は福岡県博多にある親和クリニック福岡院の医師などにいつでもご相談下さい。
投稿者プロフィール
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マスコミ関連で働く40歳代 男性
趣味は、古い漫画(特に松本零士作品)を読むこと。
植毛(自毛植毛)手術を期に人生が好転。
恩返しに髪関連情報提供を誓う。
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