毛母細胞という言葉を始めて聞いた方も多いと思います。実は髪の毛の成長に重要な役割を果たしているのです。髪の毛に重要な役割ということは自毛植毛にも深く関わってきます。自毛植毛は毛母細胞を移植するので髪の毛がしっかりと生えてくるのです。

毛母細胞とは

髪の毛は皮膚の外に出ている毛幹と、皮膚の下に隠れている毛根で構成されています。毛根の膨らんだ部分が毛球。髪の成長を支える大切な役割の毛球の内部には毛乳頭があり、それを覆っている細胞が毛母細胞です。 更に詳細に説明します。毛根の根元には毛球があり、そのくぼんだところにあるのが毛乳頭。毛乳頭の周りにはたくさんの毛母細胞があります。毛細血管から栄養分や酸素を吸収、それをエネルギーにして分裂を繰り返し髪の毛に成長していきます。 毛髪の成長に大切な組織が毛乳頭と毛母細胞。これは毛母細胞が分裂を繰り返すことによって角質化し、硬い毛髪となって生えてくるのです。

毛髪は、皮膚の外に出ている毛幹と、皮膚の下に隠れている毛根で構成され、毛根の膨らんだ部分が毛球です。髪の成長を支える大切な役割の毛球の内部には毛乳頭があり、それを覆っている細胞が毛母細胞です。

出典 https://shinwa-dr.net/qa/54/

毛母細胞の主な働き

毛母細胞が髪の毛を作る核となる物質だということは分かったと思います。私も福岡県博多のクリニックで手術を受けるまでは髪の毛の仕組みなどまったく知りませんでした。しかし学べば学ぶほど面白く、今では植毛についての知識も増えました。

この毛母細胞の働きですが、メラノサイトからメラニン色素を受け取って髪の毛を黒くします。また毛乳頭からの指令を受け細胞分裂を繰り返していきます。それが活発であれば髪の毛は順調に成長していきます。しかし、何らかの理由で毛母細胞の働きが弱くなったり、活動を休止するようになると髪の毛は成長しにくくなるのです。

毛母細胞と自毛植毛の関係

自毛植毛は自分の後頭部または側頭部の毛髪を採取し、薄くなった前頭部や頭頂部に植える施術です。自毛植毛手術のメリットは髪が何度も生え変わること、自分の髪の毛を移植するだけなので副作用がないこと、定期的なメンテナンスが不要なことと、良い事づくしです。 移植した髪の毛が定着し、何度でも生え変わるのは毛母細胞のおかげなのです。

毛母細胞ごと髪の毛を移植することによって、毛髪の発毛サイクルが保たれると植毛専門の医師の方から聞きました。

毛母細胞を活性化させる方法

毛母細胞の働きを弱める主な原因は、男性ホルモンの影響や血行不良、栄養不足などが挙げられています。 細胞を活性化させるためにはどのような事をすればいいのでしょうか。前提としてヘアサイクルを整え、髪の成長を促す必要があります。代表的なものを紹介します。

AGA(男性型脱毛症)を治療する

AGAの主な原因とされるジヒドロテストステロン(DHT)は、髪が生えてから自然に抜け落ちるまでの周期、ヘアサイクルを短くする原因物質と考えられています。髪の毛が太く長く成長する前に抜けてしまうので、細い短い毛が多くなることで薄毛が目立つようになります。それを防ぐためには、毛母細胞の働きを弱めるAGAの改善が必要です。

AGAは進行性の脱毛症です。放っておいても自然治癒しません。症状が悪化する前に、薄毛治療専門のクリニックで治療を行いましょう。AGAの主な治療法として、プロペシアやザガーロを用いる内服薬治療やミノキシジルを用いた外用薬治療があります。

生活習慣の改善

毛母細胞の活性化は、薄毛治療専門クリニックでの治療が非常に有効ですが、普段の生活習慣を見直すことも大切です。

食生活の見直し

脂質、炭水化物・タンパク質の三大栄養素をバランスよく取りましょう。脂肪分や塩分・糖分・食品添加物はなるべく控えましょう。

睡眠時間の確保

良質な睡眠を心掛けましょう。そのためカフェイン摂取も控えたいものです。

まとめ

日頃不摂生だと薄毛になる確率は高まります。自分の薄毛が遺伝か、日頃不摂生のせいか知りたいという方も、私が手術を受けた親和クリニック福岡院(福岡県博多区)など植毛専門クリニックの医師に聞いてみることをおすすめします。  

 

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投稿者プロフィール

福岡植毛 調査隊
福岡植毛 調査隊
マスコミ関連で働く40歳代 男性
趣味は、古い漫画(特に松本零士作品)を読むこと。
植毛(自毛植毛)手術を期に人生が好転。
恩返しに髪関連情報提供を誓う。