頭髪は頭皮から生えてくるもので、その健康は頭皮の健康状態に左右されます。
もちろん頭皮だけではなく、皮下の毛細血管や毛包の状態も肝心ですが、それらも含めて頭皮の果たす役割は大きいのです。
そんな頭皮ですが、皮脂の分泌の異常と、発汗やビタミン代謝が関連して、
毛穴から皮膚炎が広がる症状があるのです。これを脂漏性皮膚炎といいます。

参考:MSDマニュアル家庭版
https://onl.sc/9iy82cK

脱毛につながる皮膚炎

脂漏性皮膚炎とは、皮脂の分泌が多くなりすぎることで起こる脱毛症の一種です。
頭皮や髪が以前よりもベタ付く、髪が抜けやすいなどの症状がある人は、脂漏性皮膚炎を疑ってみる必要があります。
症状としてまず挙げられるのが、髪や頭皮が皮脂でベタ付くこと。
皮脂の過剰分泌により、頭皮に吹き出物ができたり大きなフケが発生したり、赤みやかゆみの後に、湿疹やかさぶたといった炎症が出る場合もあります。
そして、こうした頭皮環境の悪化により抜け毛が多くなってしまうのです。

また、頭皮が乾いてカサカサになり、フケのような症状が出現することもあります。
この状態を放置していると、やがて赤い斑点ができ頭皮が赤くなりフケ状のものがひどくなります。同時に、脱毛が散見されることもあります。
原因はまだ詳しくは解明されておらず、体質や環境のほかに皮膚に常在する菌やカビなどが影響するという説もあります。

日々のケアが大事だが…

フケ状のものが多い段階では、日々のこまめな洗髪で治ることがあります。
しかし湿疹ができたり、抜け落ちる頭髪が増えたりするなどの重症化がみられると、こまめな洗髪と並行して薬物療法を行なうことになります。
塗り薬としては副腎皮質ホルモン(ステロイド)が有効だと言います。
また、ある種の抗真菌剤(水虫・カビの薬)も初期症状には有効なことがあります。
抗真菌成分(ミコナゾール硝酸塩)を配合したシャンプーも市販されており、治療の助けになります。再発したと思ったら早めに治療を受けること、日頃から頭皮をあまり刺激しないよう心掛けることも大切です。

他にもある皮膚トラブルによる脱毛

脱毛があまりにも目立つようでしたら、別の病気を疑う必要も出てきます。脱毛症には多様な種類があり、脱毛の状態もまた様々です。

膠原病や代謝病、消化器病などの全身病。過激なダイエットや薬剤の副作用、頭皮の細菌・真菌などの感染症でも脱毛するケースがあります。
これらの状態になったら、まずは原因となる病気の治療が優先されます。その病気が良くなれば頭髪も回復する場合が多くあります。
何が脱毛の原因であるのかを見極めることが大事です。だから皮膚科や専門医への受診が大切です。

抗AGAは専門クリニックへ

専門医への相談が改善の鍵になるものの一つが、AGA(男性型脱毛症)です。
ただしAGAの場合は、その原因を特定してフィナステリドやデュタステリドといった発毛薬の服用や、ミノキシジルなどの塗布をしたとしても、完全に機能を停止してしまった部位、つまりハゲてしまっている箇所から頭髪が復活するのは見込み薄なケースもあります。
しかし、そうなった場合でも、自毛植毛手術という選択肢があります。
私は、はかた駅前通りの親和クリニック福岡院での自毛植毛手術により薄毛化から脱しました。

AGAは進行性であり、発症してしまうも厄介な症状です。
まだ軽度な状態であれば、治療にかかる費用も抑えることができます。
取り返しのつかない状態になってしまうまえに、まずは無料カウンセリングだけでも受診することをお勧めします。

 

投稿者プロフィール

福岡植毛 調査隊
福岡植毛 調査隊
マスコミ関連で働く40歳代 男性
趣味は、古い漫画(特に松本零士作品)を読むこと。
植毛(自毛植毛)手術を期に人生が好転。
恩返しに髪関連情報提供を誓う。