自毛植毛の手術後の仕事復帰はいつからできるのでしょうか。少し気になりますよね。私自身も福岡県博多のクリニックで自毛植毛手術を受けたのですが、思っていたよりも早く仕事に復帰できました。 植毛専門クリニックの先生方から貴重なお話しも聞けましたので、自身の体験を基に解説したいと思います。

仕事内容によるので注意

手術後は移植部分がかさぶたとなる状態が2週間ほど続きます。血流が激しくなるような仕事や運動を行うと、回復が遅くなる可能性があります。 肉体労働や力仕事をされている方は、最低でも術後1週間はお休みが必要です。デスクワーク中心であまり激しく体を動かすことのないような仕事の場合は、早ければ術後翌日から復帰可能です。 術後なるべく早く職場復帰したいという方には、グラフト採取部分を刈り上げることなく、手術の形跡も周りの方に分かりにくい手術をおすすめします。

自毛植毛の手術法によっても違う

植毛手術後の仕事復帰。これは植毛手術の術式によっても大きく異なります。理由は回復期間や体への負担がどの術式を選ぶかで相当異なるからです。 植毛手術を2つに分けると、頭皮を大きく切り取る「FUSS法」とメスを使わない「FUE法」の2つが挙げられます。 「FUE法」はパンチブレードという専用の器具で毛根ごとに髪を採取。その後植え付けます。痛みの度合いは少ないと言えます。出血はしますが多量ではありません。比較的早期の職場復帰が可能です。 「FUSS法」は一回で広範囲に植毛できます。そのためメスを使って頭皮を大きく切り取る必要があり出血も伴います。術後10日前後は、激しい痛みに耐えなければなりません。 FUSS法であれば早期の職場復帰は難しいと思います。

自毛植毛手術後に避けてほしいこと

喫煙、飲酒

アルコール、ニコチン、タールはどれも体に良くないもので大抵の手術で禁止されます。飲酒は手術の前日から翌日まで、タバコは手術前の2週間前からの禁煙をお願いされるでしょう。 理由ですがアルコールは血行を促進する作用があるので、腫れがひどくなる可能性があります。 ニコチンは血管収縮作用があり血流を悪くします。毛細血管から毛根に栄養が行き渡らなくなるので、生着率の低下にもつながります。

激しい動き

激しい運動は控えましょう。閉じかけていた傷口が開く可能性があります。激しい筋トレ、サッカーなどのスポーツは1、2週間。ジョギングなどの軽い運動は3、4日は休みましょう。運動を習慣としている人は、苦痛かもしれませんが傷口が開くよりはましと思い我慢するしかありません。

患部への強い刺激

かさぶたがはがれるような行為は控えたほうが良いでしょう。治りかけのときにかゆみを発症するのでここが手術後、最も辛い期間です。 睡眠中、無意識にかいてしまう人もいます。かいてしまわないような配慮が大切です。頭をかきたい気持ちをこらえ、ぐっと我慢して下さい。

職場復帰について

具体的に職場復帰の仕方について説明します。肉体労働の人は1週間ほどの休養をしましょう。患部への刺激を強める行為は避けるべきです。ヘルメットを使う人は頭にタオルを巻き、汗で蒸れる事を防いで下さい。次に接客業・営業職の方は小さなかさぶたが目立つことが気になるかもしれません。かさぶたがきちんと取れるまでには10日~1週間ほど要します。 許されるならニット帽を被るという方法がオススメです。ちなみにこの期間かつらも使用可です。

まとめ

FUE法なら翌日から1週間前後で職場復帰できます。FUE法や、職場復帰のタイミングについて詳しく聞きたい場合は、福岡県博多の親和クリニック福岡院など植毛専門クリニックにご相談してみましょう。

 

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投稿者プロフィール

福岡植毛 調査隊
福岡植毛 調査隊
マスコミ関連で働く40歳代 男性
趣味は、古い漫画(特に松本零士作品)を読むこと。
植毛(自毛植毛)手術を期に人生が好転。
恩返しに髪関連情報提供を誓う。