私は親和クリニック福岡院にて自毛植毛手術を受け、深刻な頭髪の悩みから解放されました。 私が受けた自毛植毛手術は、簡単に言ってしまえば、自分の後頭部や側頭部から植毛するための毛包(以下、グラフト)を採取し、採取したグラフトを前頭部や頭頂部の気になる個所へ植えつけていくというものです。

もともとが自分のものですので、移植したところで拒絶反応が起こる可能性が極めて低く、移植したグラフトは健康なヘアサイクルを続けてくれます。
デメリットとしては、グラフトを採取した個所は、それ以降は毛髪が生えてこないということが一般的にはあげられるようです。
しかし、あくまで親和クリニック福岡院での話ですが、0.8mmと極細のマイクロパンチブレードで採取するうえに、ドクターがなるべく目立たないように配慮してくれます。周囲の髪の毛が伸びてしまえば目立ちません。まったく気にならないほどです。
少なくとも、私の手術を執刀してくれた親和クリニック福岡院のドクターは、カウンセリング時から親身になって話を聞き、きちんと仕上がりのデザインを考慮してくれたうえで手術を行なってくれました。

今回、なぜそのようなことを書き出したかというと、私のような自毛植毛ではなく、人工毛植毛という手術の方法も存在することを伝えたかったからです。

危険性をはらむ人工毛

実はこの人工毛植毛、私も親和クリニック福岡院を選ぶ前に色々と調べました。 私は選択しなかったのですが、その理由としては「自分の身体に異物を取り込むことがイヤ」という単純なものでした。

まず人工毛植毛とは、合成繊維など人工的に作られたニセの毛髪を頭皮に埋め込む手術のことです。 医療用で使われているものと同系統の繊維ではあるので、人体へのダメージは少ないとのことですが、人体にとって異物であることには変わりはありません。
メリットとしては、植えつけるのは人工のグラフトなので、あらかじめ採取する手間が省け、 しかも際限なく移植することが可能だということです。 移植するだけなので手術時間も短く、かつ低コストで済むことがあげられます。
その反面、デメリットは人体へ異物を移植するので、抜け落ちてしまう可能性が非常に高いことが挙げられます。 一説では、術後一年で半分以上が抜けてしまうとも言われているそうです。 もしそうなってしまったら、…頭部が術前よりも悲惨な状態なのが想像できます。
さらに人工毛は自毛と違い、状態を維持するために外部からのメンテナンスが必要ということが見逃せません。 しかも人工的なものを人体内に入れるということから、移植した部位の炎症や感染症といった副作用が発生することも覚悟しておかねばなりません。

米国では法律で禁止

米国では、この方法が盛んに行なわれていましたが、それは1980年代までのことだそうです。 現在では、身体にさまざまなトラブルを起こしてしまう可能性が高いため、この方法は法律で禁止されているそうなのだとか。
※参考:アメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration)
https://www.accessdata.fda.gov/scripts/cdrh/cfdocs/cfcfr/CFRSearch.cfm?fr=895.101

人体の免疫システムの作用により、体内の異物に対しての拒絶反応は引き起こされ、移植した人工毛が抜け落ちることや、頭皮の慢性的な炎症や感染症、さらにはそこから派生する深刻な事態なども可能性として考えられるそうです。
そういったトラブルがあるにもかかわらず、現在においても日本では法規制が行なわれていないため、いまだ施術を行なっているクリニックがあることも、一部の医師で問題視されてもいるようです。

医療先進国であるアメリカでは、法律で禁止されている術式であるにも関わらず、日本で行なわれ続けているというのは、ショッキングな事実です。 もし、人工毛の植毛を検討されていたり、まわりにそのような方がいらしたりしたら、すぐに止めてあげてください。

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投稿者プロフィール

福岡植毛 調査隊
福岡植毛 調査隊
マスコミ関連で働く40歳代 男性
趣味は、古い漫画(特に松本零士作品)を読むこと。
植毛(自毛植毛)手術を期に人生が好転。
恩返しに髪関連情報提供を誓う。