薄毛で本当に困る事は髪のボリュームだけではありませんよね。髪の毛を自由自在にスタイリングできないことも大きなストレスです。整髪料・パーマ・カラーリング。ある程度身なりを整えたイケてる成人男性はこれらを上手に使い、魅力的な外見を作り上げています。

自毛植毛はスタイリング剤などは使用可なのかはたまた使用不可なのか。経験から学んだことと調べたことを解説していきます。

整髪料とは 髪形を整えるために使用する、頭髪用化粧料の一種。大別すると、液状(リキッド)、粘状(ソリッド)、乳液状(クリーム)、霧状(エアゾール)、固形状(チック)などがある。

出典 https://kotobank.jp/word/%E6%95%B4%E9%AB%AA%E6%96%99-681770

自毛植毛は整髪料OK

自毛植毛は、植毛するのは自分自身の髪の毛になります。つまり術後からわずかしか日が経ってないというわけでないのなら、整髪料も育毛剤もこれまで通り使用できます。もちろんパーマやカラーリングも自由自在です。

髪の毛が順調に伸びてきたら、後は従来の自分の髪と同じように扱ってくれて構いません。ここが自毛植毛の最大のメリットとなります。移植毛というと不安に思い人もいるかもしれませんが、移植して生えそろった髪の毛は紛れも無く自分自身の髪の毛です。

基本的に術後のメンテナンスも必要ありません。薄毛状態のときは考えられなかった理想のスタイリングを思うがままに楽しむことができます。

術後数カ月でスタイリング剤が使える?

自毛植毛手術は基本的には入院治療は必要ありません。手術後も即日帰宅することができます。しかし、これはすぐさま髪の毛が生えそろうというわけでもなければ、すぐに髪を自由自在にスタイリングしてもよいというわけではありません。

自毛植毛は比較的AGA(男性型脱毛症)の影響を受けづらい、後頭部や側頭部の髪の毛を薄毛部分、つまり前頭部や頭頂部に移植する外科手術です。ここで大きく誤解されることが多いポイントがあります。 髪の毛を抜いて植えるというのは皆さんが想像しているように単純ではないのです。

髪の毛は誰でも自然に抜け、翌朝起きたときに枕にも付着していますよね。また抜こうと思えば、1本ずつなら多少の痛みは伴うものの容易に抜く事ができます。 しかしこの髪の毛をそのまま移植しても良い結果にはなりません。自毛植毛手術では健康的で丈夫な髪の毛を、プロである医師が1本ずつ見抜き、それらを前頭部に植えます。またただ髪の毛を植えるのではなく毛母細胞ごと植え付けるので、きちんと髪の毛が定着します。

つまり髪の毛を毛根ごときれいに採取し植え付ける必要があるので頭皮には多少なりとも細かい傷がつきます。この傷がきちんと塞がり、頭皮の炎症が治まってはじめて自在にスタイリングできるのです。

術後1年が目安

ただやはり整髪剤などは髪の毛がしっかり生えそろってからの使用が望ましいでしょう。となれば術後数カ月で使用自体は問題ありませんが、髪の毛がきちんと生えそろうために約1年の期間を要します。 スタイリング剤使用などはこの後、つまり術後1年後からが望ましいでしょう。

自毛植毛の効果をしっかりと実感できるのもこの時期になります。特にパーマとカラーリングは頭皮自体に確実にダメージを与えますので、術後1年未満はなるべく控えた方がいいでしょう。

自毛植毛以外の選択肢について

整髪剤やパーマなどの使用は自分の髪だからこそ自由自在にできるものです。かつら・人工毛植毛ではまったく楽しめないということはありませんが、やはり自由度は格段に落ちるでしょう。

人工的な義髪は折れたり、曲がったりしてしまえばそれっきりです。日々のケアをより丁寧に神経を使ってしなければなりませんし、メンテナンス費用も馬鹿になりません。

最大のデメリットは作りものなので自然な見た目が失われるということです。

まとめ

自毛植毛は自分の髪の毛なので、スタイリングに制限がありません。対してカツラや人工毛植毛は自然な見た目が損なわれることはもちろん、それ以外にもメンテナンスの手間や費用に悩み続けることになります。福岡県民であれば博多など都会まで通う交通費も馬鹿にできません。

私も自毛植毛かカツラか悩んでいました。家から近い福岡県の博多エリアにある親和クリニック福岡院に相談、最終的に自毛植毛を選びました。自毛植毛は基本的にその後のメンテナンスも不要。見た目の自然さからも自毛植毛で間違いなかったと思っています。

 親和クリニックの公式サイトはこちら

投稿者プロフィール

福岡植毛 調査隊
福岡植毛 調査隊
マスコミ関連で働く40歳代 男性
趣味は、古い漫画(特に松本零士作品)を読むこと。
植毛(自毛植毛)手術を期に人生が好転。
恩返しに髪関連情報提供を誓う。