自毛植毛は眉毛やまつげにもできるか

巷でよく聞く自毛植毛。髪の毛の植毛のことしか知らないという人が多いかもしれません。けれども、一部医院では、眉毛やまつ毛にも実は自毛植毛が可能です。

生まれつきで眉毛、まつ毛が薄く人相が悪いと言われたり、火傷や事故等で眉毛やまつ毛を失った人は、自毛植毛や人工植毛で悩みが解決することができるかもしれません。

私が福岡県博多区の自毛植毛クリニックの医師から聞いた、眉毛、まつ毛の植毛についてご紹介します。

頭髪の自毛植毛と同じ

頭髪の自毛植毛と同じように、眉毛と、まつ毛の自毛植毛も自分自身の髪を移植することになります。

自毛植毛にはいくつかの手法があります。しかし基本的には手術した後に数週間で植毛した毛は一旦抜け落ちます。しかしです。毛髪にもサイクルがあるので、一旦抜けるだけなのです。そのため数ヶ月するとまた生えてきます。生え変われば、長く濃くなりこれがそのまま眉毛、まつ毛となっていきます。

定期的にお手入れ

自毛植毛はカットする等して手入れをする必要があります。眉毛だとそれほど問題ではありませんが、まつげは抜けやすいので定着率があまり高くないのです。 そして、髪の毛はまつ毛よりも太いため、まつ毛に自毛植毛を施術すると少し違和感がある場合もあるのです。

髪の毛の抜毛のタイプは2種類

ここで毛髪の脱毛にお悩みの方必読の情報もお伝えします。髪にはいわゆる、毛周期と呼ばれるサイクルがあるのです。毛周期で休止期に入った髪の毛は薄毛と関係なく自然に抜けます。そうです。これを自然脱毛と言うのです。自然脱毛は実は気にしなくて構いません。髪の毛の寿命だからです。髪の毛は10万本ほどあります。このうち1日に50本から100本が自然脱毛として抜けています。 そこには毛周期に関係なく抜けていく髪の毛があります。これを異常脱毛といいます。この異常脱毛の抜け毛には少し注意が必要となる形になります。

抜毛のタイプは毛先から

自然脱毛では、抜け毛の先端に丸い膨らみが付いています。抜け毛がマッチ棒の様な形となっているのです。一方、異常脱毛の場合は、抜け毛の先端に丸い膨らみが無いので、先端が尖った形になります。 充分毛が発育する前に毛が抜けていることを表しているのです。そのため抜け毛の先端が尖っていると、薄毛の可能性が疑われます。また抜け毛の先端に白い汚れ（皮脂）がある場合は、皮脂の過剰分泌している状態。こちらも後々には薄毛の脅威となる可能性があるのです。

抜毛のタイプを髪質から見分ける

自然な脱毛は、抜け毛が太く固くて、ピンと直線になっているのです。色も黒々としています。しかし異常脱毛の場合、抜け毛が細く柔らかいのが特徴です。直線ではなく、曲がっています。色も黒が薄れ赤茶色の様になっているときがあります。
髪質は個人差もあります。そのため一概には言えません。けれども急に抜け毛が弱々しい髪質になってきた場合は薄毛の可能性が疑われます。