枯葉もすっかり落ちた街路樹のそばを歩く通行人の白い息。今年も肌寒い季節がやってきました。この時期は帽子を被って歩くことに特に違和感がないので、薄毛の人の精神も比較的安定していると言えるかもしれません。しかし、それは外を歩く時だけの話。オフィスに戻れば、帽子を被ったままお仕事。というわけにもいきません。夏も冬も変わらず、薄毛を同僚たちの前にさらすことになります。

薄毛というのは原因の特定が非常に難しい症状なのですが、手をこまねいて黙っていても、一向に解決もしません。対策はできることから次々と行った方がよいでしょう。薄毛は栄養不足が原因という人も中にはいらっしゃいます。

そこで今回は栄養素の中でもビタミンCをテーマに取り上げます。ビタミンCの効果等をご存じないという方にもわかりやすく説明していきたいと思っております。ビタミンCについて、福岡県博多の植毛クリニックの医師等に聞いてみました。

ビタミンCについて

ビタミンCは、じつは1753年に英国海軍医師リンドにより、もとは壊血病予防因子として発見されました。この一般名をL-アスコルビン酸といいます。聞いたことがあるかもしれません。ビタミンCは水に溶けます。そして血液や目の水晶体など、体の水溶性の部分でサビをとってくれます。また、疲れてしまったビタミンEをなんと元に戻します。さらに美肌のもとコラーゲンをつくるのにも必須なのです。

実はいま、ビタミンCの点滴によるがん治療への応用も始まっているのです。ビタミンCは未来を作ってくれる栄養素といってもいいすぎではないかもしれません。

そして実は犬や牛は自分でビタミンCをつくれます。ですが、ヒトやサル、モルモットは当然ビタミンCをつくれません。そのため健康のために必ず食事から摂る必要があります。性質ですが、ビタミンCは光や熱、空気(酸素)に対してとてもとても不安定なのです。残念ながら食品中のビタミンCは保存や調理、加工などで多くが失われることが分かっています。

さらにビタミンCは、胃などで消化されることはありません。そのまま主に小腸から吸収されます。血液に乗り体中に運ばれ、貯められるのです。必要なときに使われます。

ビタミンC (L-アスコルビン酸) は、抗壊血病因子として発見された水溶性ビタミンです (1) 。ほとんどの動物は、ブドウ糖をもとにしてビタミンCを体内で合成することができますが、ヒトやモルモット等では生合成に必要な酵素が欠損しているため、体内でビタミンCを合成することができません。そのため、野菜や果物など食品からビタミンCを摂取する必要があります。

出典 https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail179.html

薄毛とビタミンC

一つ注意して頂きたいのが、ビタミンCを摂ったからといって多くの人が薄毛がすぐさま解決するというわけではないのです。ビタミンCは薄毛解決の魔法ではありません。ビタミンCが不足すると体全体に様々な障害が出ます。薄毛もその中の一つということです。

ビタミンCは髪の毛に必要な毛細血管の育成に必要な栄養素ということです。
このように体に必要な栄養やビタミンCが明らかに不足すると、新陳代謝や細胞の働きがかなり鈍くなり、肌や血管の生成に多大な影響が出ます。毛細血管には頭皮に栄養をしっかりと送る役目があるため、ここのビタミンCが不足して毛細血管の流れがめっきり悪くなれば、髪の成長をとても妨げてしまうのです。

このように疲労やストレスが溜まっていると、血管の流れが明らかに滞りがちになります。じつはビタミンCにはとても疲労回復効果があるため積極的にきちんと摂取することで、疲労やストレスが原因の血流悪化をちゃんと防いでくれるのです。疲れを感じた時は、まず真っ先に積極的にビタミンCを摂取するべきです。

おすすめの摂取方法

成人の男女が1日に必要とする摂取量は100ml。
ビタミンCが含まれる野菜を意識して取り入れましょう。
多く含まれる食べ物は、アセロラ、柿、ブロッコリー、ゴーヤ、ピーマンなどです。

まとめ

薄毛の話について、より詳しく聞きたい方は福岡県博多にある親和クリニック福岡院の医師などにいつでもご相談下さい。

 親和クリニックの公式サイトはこちら

投稿者プロフィール

福岡植毛 調査隊
福岡植毛 調査隊
マスコミ関連で働く40歳代 男性
趣味は、古い漫画(特に松本零士作品)を読むこと。
植毛(自毛植毛)手術を期に人生が好転。
恩返しに髪関連情報提供を誓う。