ヘルメット型はもとより、ヘアブラシ型、クリニックやサロンでの低出力レーザー治療というものが数多くあるようです。
そこで今回は、なぜ低出力レーザーが薄毛治療に効果的なのかを調べてみました。
目次
根拠は明確にされていない!?
低出力レーザーは、これまでにも美容分野において使用されてきました。
それは主に脱毛の分野のことで、増毛や発毛とは真逆のコンセプトであります。
その低出力レーザーを頭皮に照射することで育毛(発毛?)を促進させるというのものです。
しかし、エビデンスは充分とは言えていないようです。
日本の皮膚科学会では、毛髪疾患における有用性や治療法をまとめたガイドライン内に
フィナステリドやデュタステリド、ミノキシジルといった治療薬の情報とともに、低出力レーザーに関することも記されています。
参考:日本皮膚科学会ガイドライン
https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf
赤色ナローバンドLEDの照射が毛乳頭細胞を刺激
米国のFDA(アメリカ食品医薬品局)では一部の商品に510(k)と呼ばれる医療機器に関しての最低条件の認可を受けた器具は見受けられますが、FDA内での最も厳しい試験であるPMA(Approval)を取得している器具はないようです。
510(k)においては、過去に販売されていた機器と同等の安全性や効果があると示すことができれば、認可がおりるそうです。つまり、FDAがその効果を確実に保証しているわけではないということです。
低出力レーザー治療とは、赤色のLEDやレーザーを利用した光治療LEDや低出力レーザーの照射を指します。海外での実験では、赤色ナローバンドLEDの照射が毛乳頭細胞を刺激し、髪を増殖させる物質の分泌を促すことが確かめられているそうです。
参考:Laser Treatment for Hair Loss
https://www.healthline.com/health/laser-treatment-for-hair-loss
一説では、照射されたレーザーが毛根にある髪のメラニンの黒色に反応して熱を発生させることで、頭皮の血行が促進されて、毛母細胞が活性化するといわれています。
レーザー器具は数あれど
日本では、施術において低出力レーザーを頭皮に照射することで、毛穴の殺菌や毛根の細胞分裂の活性化に重点をおいた調整が行われています。
現在では育毛サロンに加えて、家庭内で気軽に実践できるヘルメット型やヘアブラシ型の低出力レーザー照射器具が販売されています。
発毛剤による治療では、その薬剤による副作用も多少ではありますが存在します。
男性においては性欲減退、そして肝機能障害などがあります。
一方、低出力レーザーでは、育毛に関して重篤な副作用は報告されていないそうです。
しかし、作用機序が明確にされておらず、なおかつ効果が出るまでに非常に長い期間を要するとの報告もある同手法は、進行性のAGA(男性型脱毛症)にとって現実的に有効打となるのでしょうか?
薄毛の悩みは根深いです。より手軽にハゲを克服できるのであれば、どんなものでも飛びつきたくなる気持ちも分かります。
しかし、育毛・発毛というジャンルは現在、大きなビジネスの場とされています。
そこには眉唾なものはもとより、まったく効果を示さない、科学的根拠のまるでないものも存在します。
だからこそ、確実な手法を選択してもらいたいと私はかねがね思っています。
医師免許は国家資格です。専門医であるならば、他の医師よりも多くの症例を対処しています。
私は複数のクリニックで無料カウンセリングを受け、その内容を比較検討し親和クリニック福岡院を選択。
自分の選んだ、自分が信頼したドクターの手による自毛植毛にて、頭髪を取り戻しました。
カウンセリングだけなら無料です。
コロナ禍の現在はオンライン診療もされているようです。
AGAにお悩みであるならば、まずは専門家に相談してみては如何でしょう。
親和クリニック福岡院
https://www.healthline.com/health/laser-treatment-for-hair-loss
親和クリニック オンライン診療
https://shinwa-clinic.jp/medical/online/
投稿者プロフィール
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マスコミ関連で働く40歳代 男性
趣味は、古い漫画(特に松本零士作品)を読むこと。
植毛(自毛植毛)手術を期に人生が好転。
恩返しに髪関連情報提供を誓う。
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