AGA(男性型脱毛症)とは、前頭部から頭頂部にかけて頭髪が抜け落ち、ハゲた状態になってしまう男性特有の症状です。
一般的には、遺伝や男性ホルモンの影響などが原因であると考えられています。
AGAを発症すると頭髪の脱落が顕著になり、薄毛が目立つようになります。
発症時期は思春期以降で、早い人は20歳前半で頭頂部や生え際の抜け毛が増加していく現象が現れます。

対処法はとして、フィナステリドやデュタステリドといった発毛用内服薬の服用や、ミノキシジルを主成分とした薬剤の外用、そして自毛植毛が挙げられます。
私は親和クリニック福岡院での無料カウンセリングを経て、自毛植毛を選択しました。
その理由としては、私の場合は年齢に比べてAGAの進行が速かったこと、そして、これ以上の進行を食い止めたいとの気持ちが強かったことが挙げられます。
ドクターの手腕はもちろんですが、患者の気持ちに寄り添ったカウンセリングや施術のおかげで、結果的に頭髪を取り戻し、ハゲを克服したうえに男としての自信を取り戻すことができました。

AGAの影響は範囲限定

AGAは発症すると頭髪を脱落させる症状を発現させるのですが、その影響により脱毛するのは生え際から頭頂部にかけての範囲です。
同じ頭部に生えている髪なのですが、側頭部や後頭部の毛髪(毛包)はAGAの影響を受けることは一般的にはありません。
それは、前頭部から頭頂部にかけての毛髪(毛包)と、側頭部や後頭部の毛髪(毛包)では
生物学的に違いがあるからなのです。

AGAは毛包のなかの5αリダクターゼという酵素と、毛細血管の血中に循環するテストステロンという男性ホルモンが結びつき、「DHT(Dihydrotestosterone=ジヒドロテストステロン)」という物質が生成されることによって発症します。このDHTがアンドロゲン(男性ホルモン)の受容体と結合し、毛髪の成長を抑制する遺伝子や脱毛因子に作用することで脱毛し薄毛化が進むのです。
前頭部や頭頂部と、側頭部や後頭部の生物学的な違いは、これらアンドロゲンの受容体があるかないか、影響を受けるか受けないかということなのです。

側頭部や後頭部にある毛包にはアンドロゲンの受容体が存在しないため、影響を受けることがないのです。影響を受けないということは、そこはAGAとは無関係であるということです。
もし、側頭部や後頭部の毛髪が抜け落ちてしまったのであれば、それはAGAとは違う他の要因であることの可能性が高いでしょう。

AGAにおける自毛植毛手術は、このメカニズムの違いを利用しているのです。
もちろん私が親和クリニック福岡院で自毛植毛を受けた際にも、後頭部からドナーを採取して気になる個所に移植してもらいました。

移植した株はAGAの影響を受けない

側頭部や後頭部にある毛髪にはアンドロゲンの受容体が存在せず、影響を受けることがないのでAGAとは無関係。
そして自毛植毛手術とは、そのAGAとは無関係の毛包を、AGAの影響を受け失われてしまった前頭部から頭頂部にかけての部位に移植することで、頭髪を取り戻そうということなのです。

AGAの影響を受けない毛包であっても、AGAの影響により抜け落ちてしまった部位に移植することで、影響を受ける性質に変化するのではないかと疑問に思われるでしょうが、そうはなりません。
AGAの影響を受けるのはあくまで毛包の種類であり、植えられている場所はさほど関係しないのです。
移植した毛包はもともとアンドロゲンの受容体が存在しないため、頭部のどこに移植したとしても、AGAの影響を受けるということはないのです。

精緻な技術MIRAI法

自毛植毛では、AGAにならない後頭部の髪の毛を採取しハゲてしまった部位に移植します。
移植された頭髪は後頭部にあったときと同じように元の性質を保ち、AGAになることなく、そのまま成長し続けます。
これはドナードミナントという理論に基づいているとのことです。
ドナードミナントとは、移植した組織は、もともとの組織の性質を維持するというもの。
毛髪でいえば毛包は移植されて場所を移動しても、もともとあった場所の性質を維持し続けるといえるのです。

私が行なった自毛植毛は、側頭部や後頭部にあるAGAの影響を受けない部位からパンチグラフト法により株を採取し、ハゲてしまった部位へそのまま移植する親和クリニック福岡院のMIRAI法です。
この手法は、メスを使わず痛みを最小限に抑えた、患者の身体への負担が少ない治療法です。
薄毛治療に精通したドクターが、直径0.6mmの極細径パンチブレードなどを用いて移植部位を作成。
確かな技術力で、一度に約3,000株という高密度で自然な植毛を可能にしています。

自毛植毛ではAGAの影響を受けない毛髪を使用しているので、自分の遺伝子情報がどうであれ、移植後の毛髪はグングン育ちます。もちろん私自身も、移植後の頭髪は問題なく育ち続けています。
自毛植毛を考えている方は、まずは信頼できるクリニックを見つけるため、無料カウンセリングに足を運んでみては如何でしょうか。

 

 

投稿者プロフィール

福岡植毛 調査隊
福岡植毛 調査隊
マスコミ関連で働く40歳代 男性
趣味は、古い漫画(特に松本零士作品)を読むこと。
植毛(自毛植毛)手術を期に人生が好転。
恩返しに髪関連情報提供を誓う。