夏の暑さが峠を越え、心地よく体を動かせる季節を迎えました。そうです。秋です。秋は季節の中で最も過ごしやすいと言われています。スポーツの秋、読書の秋とイベント毎も多い季節です。なおかつ、旬の食べ物も多いため、食欲の秋とも言われます。この時期は美味しい食べ物が多いので、ついつい食べ過ぎてしまい、メタボの悩みを抱える中年男性も。

更に今年は秋に新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除されました。2021年10月5日の現段階においては感染者数も少なめに推移しているため、秋の魅力を満喫しようと人々がいつも以上に活動的になりそうです。

さて、春夏秋冬と季節は4つありますが、抜け毛・薄毛対策もそれぞれの季節ごとに違うことはご存じでしょうか。

季節ごとの環境とヘアサイクルが関係しているためです。詳しくご説明します。

 

ヘアサイクルについて

ヘアサイクルは、大きく分けると「成長期」「退行期」「休止期」という3つが存在します。頭髪は誰でも1日に結構な数が抜けていますが、100本程度の本数であれば自然な生理現象です。抜けるだけでなく新しい毛も生えてくるので、問題とはなりません。しかし、成長期が短くなって休止期にある髪の毛が増えると、生えてくる毛の量と抜け落ちる毛の量のバランスが崩れます。

一般的に、成長期が2ー6年、退行期が2週間、休止期が3ー4ヶ月程度となっています。しかし紫外線や皮脂の分泌やホルモンバランス、ストレスといった要因でヘアサイクルが乱れます。

 

春は乾燥とストレスに注意

春に最も注意すべきはストレスと頭皮の乾燥と言われています。春はぽかぽか温暖なイメージを持たれますが、春一番が吹くことから空気が乾燥することでも知られています。頭皮にとって乾燥のし過ぎはあまり好ましい状態とは言えません。頭皮を帽子で隠す、保湿するなどの対策が必要です。

また人事異動や新しい出会いが活発に行われる季節でもあります。そのため慣れない環境にさらされる人が多く、このストレスが抜け毛の原因となってしまう可能性もあるのです。

 

夏は皮脂の量と紫外線が天敵

夏は1年で最も紫外線に悩まされる季節となります。日本では5月頃から増え、7月~8月頃に紫外線の量がピークを迎えます。

紫外線は肌によくないということは広く知られているので、詳しい説明は省きますが、もちろん頭皮にとっても浴びすぎはよくありません。外出時には春に引き続き、帽子を被ると良いでしょう。ただし、空気がじめじめとしている日も多いので、メッシュタイプの通気性に優れた帽子を被ることをおすすめします。

また汗を多くかくことにより、皮脂の量も増えがち。頭皮を不潔なままにしておくと毛根がダメージを受けることがありますので、シャワーなどに入る頻度を増やし、頭皮を清潔に保ちましょう。

秋の抜け毛対策

秋は比較的穏やかな季節といえるので、抜け毛リスクが最も低い季節と言えそうです。ただ夏の間に蓄積された頭皮のダメージが顕在化しやすかったり、気温低下とともに自立神経が乱れやすい季節なので注意が必要です。

冬はしっかりと保湿を

冬は1年で最も乾燥する季節です。頭皮の過度な乾燥を防ぐため、エアコン使用時には加湿器を併用するなど、工夫しましょう。

また気温低下による血行不良が結果的に薄毛につながることもあります。血行不良は薄毛はもちろん、様々な病気の原因になりますので、ニット帽などを被る。手足を冷やさないようにするといった対策を講じましょう。

まとめ

季節の環境のみが原因で薄毛になるということはないと思いますが、様々な要因に季節トラブルが重なり、薄毛の原因となることはあるようです。

薄毛の方で自毛植毛をご検討の方は、福岡博多の親和クリニック福岡院などの植毛クリニックにお問い合わせしてみましょう。

 

 

投稿者プロフィール

福岡植毛 調査隊
福岡植毛 調査隊
マスコミ関連で働く40歳代 男性
趣味は、古い漫画(特に松本零士作品)を読むこと。
植毛(自毛植毛)手術を期に人生が好転。
恩返しに髪関連情報提供を誓う。